探偵の仕事

探偵とは何かがたった3分でわかるサイト

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
探偵とは

探偵。

職業として存在していることは知っているが、実際に何をしているのかこれほどわからない職業はないだろう。

 

名探偵コナン。

金田一少年。

探偵はBARにいる。

探偵ナイトスクープ。

 

探偵を題材にしたアニメやドラマなどの作品は多い。
だが、本当の探偵の仕事について描かれている作品は皆無と言っていい。

なぜなら・・・・本当に地味だからだ。

考えてみてほしい。

国民的アニメのように、殺人事件に毎週遭遇しボランティアで犯人逮捕を手伝ったとしよう。

まず現場へ行く。
警察は探偵だからと言っても近づかせてもくれないだろう。
変な奴が来たと逆に職質されるのがオチだ。

犯人を逮捕する。
探偵にそんな権限はない。現行犯の場合は逮捕もできるが、それは一般人の誰であっても認められていることだ。ただし、その際にケガをしたとしても誰も生活を保証してくれないし、リスクに応じた手当がもらえるものでもない。

 

そんなアニメやドラマばかりなので、探偵という職業は誤解されやすい。
やっていることは、浮気調査(8割以上)素行調査、人探しといった尾行や張込みをメインとした調査業務となる。

ここでは、探偵の仕事について詳しく記載しているので参考にしてほしい。

探偵とは?

では探偵とは何なのか?

探偵の定義は、「探偵業の業務の適正化に関する法律」の第二条に記載されている。

第二条 この法律において「探偵業務」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいう。
2 この法律において「探偵業」とは、探偵業務を行う営業をいう。ただし、専ら、放送機関、新聞社、通信社その他の報道機関(報道(不特定かつ多数の者に対して客観的事実を事実として知らせることをいい、これに基づいて意見又は見解を述べることを含む。以下同じ。)を業として行う個人を含む。)の依頼を受けて、その報道の用に供する目的で行われるものを除く。
3 この法律において「探偵業者」とは、第四条第一項の規定による届出をして探偵業を営む者をいう

簡単に説明すると、【依頼を受けて、聞き込み、尾行、張込み等により調査を行う】【報道機関などへ情報を提供するライターは含まない】【公安委員会へ届出を提出しているもの】の3点が探偵の定義とされている。

つまり、弁護士や行政書士のように資格が必要となる訳ではなく、特別な実務経験が必要となる訳でもない。

探偵になる!と心に決めれば、今日にでも警察署へ届出を提出に行くことも可能となる。(※欠格事由有。簡単に言うと、犯罪などの前科や破産者、暴力団はなることができない)

極論誰でも探偵になることができる為、依頼者さんサイドでも信頼できる探偵をしっかりと探してもらうことが必要となる。

令和元年時点では全国に約6000社。

この数字多いと思いますか?

この中には登録だけして実際にはほぼ活動していない探偵や、営業だけ行って調査は下請けに丸投げする探偵や、逆に大きな探偵社の下請けのみ請け負っている職人のような探偵など、色々な探偵が存在している。

それでは、実際の仕事の内容を見ていこう。

浮気調査(不倫調査)

浮気調査

探偵の仕事の8割は浮気調査(不倫調査)となる。
依頼者より依頼を請け、パートナーの行動を調査し、調査報告書をまとめ納品する。
腕の悪い探偵であれば、この調査報告書の内容が本当に張り込んでんのか?というような雑な内容であったり、重要な写真が役に立たない(小さすぎたり、ピンボケしていたり)ということもあるので、依頼の前に調査報告書のサンプルは確認するようにしておこう。

そして、世間の方が誤解していることが多いのが調査方法に関してだ。
探偵だから特別な調査を行ってるんでしょ?と思われがちだが、上述の探偵業法に記載のように探偵に認められている調査方法は【聞き込み・尾行・張込み】となる。

勝手に他人の敷地に入り込んだり、GPSや盗聴器を仕掛けたりする権限はもちろんない。

 

人探し

人探し

家出や失踪など、急に家族や友人が姿を消してしまう。
借金、友人とのトラブル、仕事のミス、麻薬、又は事件の加害者(被害者)になってしまっている等、色々なケースがあります。

基本的には警察へ捜索願いを提出することになりますが、事件性が低い場合はなかなか捜査も進まない。
また、調査対象者自身が自ら身を隠しているということもあります。

 

婚前調査(素行調査)

婚前調査

付き合っているだけではわからないことが結婚後に発覚することは多々ある。

借金や浪費癖、ギャンブル依存、そもそも仕事が嘘である場合や暴力団だったなど・・・。

この場合、結婚する本人からのご依頼ももちろんあるが、多いのは家族からの相談となる。
最近では、家族もよく知っている仲人さんからの紹介などはほぼなくマッチングアプリで出会ってスピード婚!等のように、お互いの家族もよく知らない状態での結婚もあるので、心配になるのも無理はない。

婚前調査では主に、パートナーの勤務先、交友関係、趣味、借金、パートナーの家族について詳しく調べることとなる。

ストーカー対策

ストーカー対策

ストーカーによる被害は例年増加、悪質化している。

依然と比べ警察の初期動作も迅速になりつつあるが、かなり悪質になってこなければまだまだゆっくりな印象だ。

探偵に依頼する場合には、まだ本当にストーカーされているのか確信がない。悪質性がまだ少ない。場合などの初期対応として、相手の情報を探るために利用されることがある。

盗聴器発見調査

盗聴器

まさか自分が盗聴(盗撮)に合うわけない・・・。

そう思い込んでいないだろうか?
現代では、盗聴器や小型カメラなどの入手が誰でもできる時代となり、ネットで注文すれば、誰でも翌日に手に入れることも可能な身近な犯罪となっている。

引越ししたばかりの部屋、誰かと同居していた部屋、以前空き巣に入られた部屋

何か不審な点があり、上記のような場合には一度調査をお勧めする。

探偵が調査をする場合、盗聴発見のための機材を使い、盗聴器が仕掛けられそうな箇所を徹底的に調査することとなる。

その他調査

  • 裁判証拠調査
  • 交通事故関係の事実調査
  • 社内犯罪調査 etc…

まとめ

いかがだろうか?
この記事では、探偵とは何か?探偵の仕事内容について詳しく記載してみた。
このサイトをここまで見られている方は、おそらく【これから探偵に依頼しようか迷っている】【これから探偵を開業しようか悩んでいる】【純粋な興味】こんなところが理由ではないだろうか?

探偵という業界に興味を持っていただけるだけでも私は本望だ。
下記リンクは、探偵のことをもっと知りたい方にお勧めの記事となっています。
ご一読ください。

現役探偵が教える|信頼できる探偵の選び方

浮気調査を探偵に依頼するメリットとデメリット

浮気調査を自分でする方法

浮気相手に探偵の費用を請求できる?

成功報酬の探偵をお探しの方はお読みください

 

筆者のご紹介

ここまで記事をお読みいただきありがとうございます。

総合探偵社ミネルヴァの代表;川人将史(カワヒトマサフミ)です。

行政書士事務所を兼業しておりますので、従来の探偵事務所の調査業務だけではなく、内容証明や離婚協議書などの作成などの業務にも対応しておりますし、お世話になっている離婚業務に精通した弁護士さんのご紹介も可能です。

フットワークの良さを生かし、大阪府・京都府・奈良県・滋賀県・兵庫県のほぼ全域を対応しております。(調査に関連する場合、全国対応も可能)

総合探偵社ミネルヴァの料金表はコチラ

人生で探偵と関わる機会はほとんどの方がほぼないでしょう。
浮気調査など何から手を付けていいかわからないということもあるかもしれませんが、調査業務とともにあなたの立場を有利にするための資料作りをお手伝いをさせていただければと考えております。

 

人は誰でも弱い生き物です。時には魔が差して浮気をしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、どれだけ理由があろうと傷ついたあなたの心は簡単には癒えません。
決定的な証拠を用意し、まずは不倫を認めさせたうえで今後の道を探るべきだと私は考えています。

事務所代表 川人 将史

1987年生まれ

行政書士 ミネルヴァ行政書士事務所 代表として業務に従事。

 

過去の職歴

バーテンダー、キャバクラ、トラックドライバー、広告営業、商社

ミネルヴァ行政書士事務所URL

風営法
関西全域対応|許認可専門のミネルヴァ行政書士事務所 (minerva-copyright.xyz)

 

京都事務所
京都府京都市下京区本塩竈町590番地4和田ビル4F

 

TEL/FAX:050-8880-3102

代表直通:080-5328-8860

 

 

調査のご依頼を受け付けています

当事務所は営業活動を行っていません。

他の事務所とは違い営業社員も雇用しておらず、
「仕事を紹介してください」とお願いしたこともありません。

全てのお客様はあなたと同じくこのホームページを見たり、
すでに当事務所にご依頼いただいたお客様からのご紹介のお客様だけです。

探偵事務所を調べてこのサイトまで辿り着いたあなたであればお分かりだと思いますが、
残念なことに探偵事務所の料金トラブルはすごく多いです。

その原因の一つは、営業マンが契約欲しさに十分に説明しないまま契約を進めることも一因でしょう。

当事務所ではそういった不誠実な対応は一切ありません。
※行政書士事務所での収益が十分にあるので、不誠実な対応で万が一資格を剥奪される方がよっぽどマイナスですので・・・。

 

今困っているひとに迅速に対応できるように、いつでもご相談お待ちしています。

詳細はコチラ

記事カテゴリー一覧

コメントを残す

*

担当者へTEL