探偵の仕事

素行調査は違法?|違法にならない為の条件を徹底解説

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信頼できる探偵の選び方

家族の帰りが遅い。
まさか、、、浮気?

お金遣いが荒い。
借金しているのでは?

結婚を考えているけれど、勤務先とか本当かな?

 

探偵に素行調査を依頼する理由は様々です。
探偵が調査業務にあたる際には、探偵業法というルールが定められた範囲内での調査を行います。
たとえば、特定の人の行動についての情報を集めるために、探偵が聞き込み、尾行、張り込みなどをする行為は、適法な業務行為です。

※探偵業の業務の適正化に関する法律
第二条 この法律において「探偵業務」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいう。

つまり、依頼主の調査を受け、探偵が浮気調査や素行調査をするのは「法律に定められた業務」であり、適切に行われている限りは合法です。
つまり、普通に尾行されたり、張り込みされたりしただけでは、探偵は違法な行為をしたとはいえないのです。

それでは、素行調査の際にどんなことをしてしまうと違法行為となってしまうのか?
このサイトを最後まで見てしっかりと知っておきましょう。

合法?違法?|素行調査の際に気を付けるべき調査方法5選

浮気調査の方法

先ほども言ったように、探偵には聞込み、尾行、張込みなどの調査を行うことができる。

ただし、例外もある。

第九条 探偵業者は、当該探偵業務に係る調査の結果が犯罪行為、違法な差別的取扱いその他の違法な行為のために用いられることを知ったときは、当該探偵業務を行ってはならない。
ストーカーなどの犯罪行為や違法な差別的取扱いに調査結果を悪用する可能性がある場合には、探偵業務を行ってはならないのだ。
コンプライアンス意識の低い探偵であれば、直接顧客から聞いてなければOK!と軽々と調査結果を渡してしまう探偵もいるようだが、当社では怪しいと感じた段階で全ての業務を停止している。
もちろん探偵ではない方が自分で調査を行う場合、婚姻関係にあるものであればまだしも、交際中あるいは単なる知人を尾行・張り込み・聞込みを行うことはやめといたほうがいいだろう。

ストーカー行為等の規制等に関する法律

第二条 つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居、勤務先、学校その他その通常所在する場所(以下「住居等」という。)の付近において見張りをし、住居等に押し掛け、又は住居等の付近をみだりにうろつくこと。
ストーカー規制法により尾行などは禁止されている。
ストーカー行為とされた場合には、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金となっている。
では、夫婦間や探偵が調査するのであれば何をしてもいいのだろうか?
そんなことはない。
あくまで探偵に認められているのは尾行・聞込み・張込み。
調査方法によっては違法行為となる場合ももちろんある。
ではどのような調査方法が問題となるのだろうか?

違法行為となる調査方法|①身分の詐称行為

例えば、探偵が聞込みをする際に『警察のものですが、お話お聞かせいただけますか?』と警察のふりをして情報を集めることは違法行為となる。
軽犯罪法違反となる。
軽犯罪と言ってももちろん拘留場に拘置される可能性も十分あるので、まともな探偵であればやらないだろう。

違法行為となる調査方法|②住居侵入

浮気相手の住所を調べたいがために、尾行し、マンション内部まで侵入するようなことは勿論違法行為となる。

共有部分ならギリギリセーフだという都市伝説もあるが、判例では共有部分ももちろんNGとなっている。

違法行為となる調査方法|③盗聴

日本には盗聴罪という法律は存在しない。
しかし、盗聴しようとすると電波法や器物損壊罪、電気通信事業法などに接触する恐れがある。

違法行為となる調査方法|④戸籍や住民票の不正取得

探偵が他人の戸籍や住民票を自己の名で取得することはできない。
取得しているのであれば、委任状を偽造して取得(私文書偽造罪)しているか、行政書士や弁護士などの職務上請求ができる士業と提携して取得しているのだろう。

ただし、行政書士や弁護士であっても正当な理由がなければ職務上請求はできないため注意が必要となる。

たびたびニュースで住民票の不正取得が問題になっているが、コンプライアンス意識に欠けた一部の探偵や士業が行っており、問題となっている。

違法行為となる調査方法|⑤GPSでの位置情報取得

厳密にはかなりグレーゾーン。
取り扱い方を間違えば勿論違法となります。

例えば、パートナーが個人で所有しているカバンや衣服に仕掛けるのは、たとえ夫婦であってもプライバシーの侵害となる可能性があります。

例えば、車などの共有財産への取り付けは規制されていません。
ただし、これは夫婦であるあなた自身が取り付けた場合です。

コンプライアンス意識の低い探偵であれば、GPSの取付、位置情報の確認を自社でする探偵もいますが、こちらは違法行為であり悪質であると言わざるをえません。

また、ストーカー規制法の改正により、令和3年の8月26日よりGPSの取付や位置情報の取得が違法となりました。

「特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」
「承諾を得ないで」
「位置情報の取得やそのためにGPS発信機などを設置すること」

この3点を満たす場合には違法行為となるので注意しましょう。

違法調査を行わない|総合探偵社ミネルヴァのご紹介

ここまで記事をお読みいただきありがとうございます。

総合探偵社ミネルヴァの代表;川人将史(カワヒトマサフミ)です。

 

当サイトでは、調査業務に関連するあらゆる分野に関してできる限りわかりやすく、また、興味を持ってもらえるように記事を作成しています。

また、行政書士事務所を兼業しておりますので、従来の探偵事務所の調査業務だけではなく、内容証明や離婚協議書などの作成などの業務にも対応しておりますし、お世話になっている離婚業務に精通した弁護士さんのご紹介も可能です。

フットワークの良さを生かし、大阪府・京都府・奈良県・滋賀県・兵庫県のほぼ全域を対応しております。(調査に関連する場合、全国対応も可能)

 

人生で探偵と関わる機会はほとんどの方がほぼないでしょう。
浮気調査など何から手を付けていいかわからないということもあるかもしれませんが、調査業務とともにあなたの立場を有利にするための資料作りをお手伝いをさせていただければと考えております。

 

人は誰でも弱い生き物です。時には魔が差して浮気をしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、どれだけ理由があろうと傷ついたあなたの心は簡単には癒えません。
決定的な証拠を用意し、まずは不倫を認めさせたうえで今後の道を探るべきだと私は考えています。

事務所代表 川人 将史

1987年生まれ

行政書士 ミネルヴァ行政書士事務所 代表として業務に従事。

 

 

過去の職歴

バーテンダー、キャバクラ、トラックドライバー、広告営業、商社

ミネルヴァ行政書士事務所URL

風営法
関西全域対応|許認可専門のミネルヴァ行政書士事務所 (minerva-copyright.xyz)

京都事務所
京都府京都市下京区本塩竈町590番地4和田ビル4F

TEL/FAX:050-8880-3102

代表直通:080-5328-8860

下記リンクは浮気調査をこれから行う方に知っておいてほしい情報のみをまとめてありますので、目を通しておきましょう。

探偵の選び方

浮気調査を探偵に依頼するメリットとデメリット

探偵に調査依頼をした際の費用の相場

慰謝料請求をする場合の条件

裁判に使える証拠ってどんなもの?

 

 

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