結論から言うと、浮気による慰謝料の相場は100万円~300万円と言われている。
なんでこんなに差があるの?
それは個々のケースにより慰謝料が増減するからに他ならない。
この記事では、慰謝料が増減する要因について現役の行政書士兼探偵が分かりやすく解説します。
浮気による慰謝料を増減させる6つのポイント
前述したように浮気による慰謝料請求の範囲は幅広い。
これは、不倫の状況であったり環境などのあなたにはどうしようもないポイントが多いが、あなたの選択によって増額する場合もあることを覚えておこう。
①婚姻期間
婚姻期間の長さも慰謝料金額に影響を与える一つの要素となる。
もちろん長ければ長いほど高額な慰謝料を請求することができる可能性が高まる。
考えてみてほしい。結婚して1年目で別れる場合は、まだ自分もパートナーも若く、人生のパートナーを再度選ぶことも可能だろう。しかし、20年~30年連れ添った相手と別れる場合は再度パートナーを探す難易度も高くなる。
何より、20年30年連れ添った信頼していたパートナーに裏切られた悲しみは、想像を絶するものだと思われる。
②浮気発覚前の婚姻生活の状況
家庭が円満であった場合、浮気相手が家庭を崩壊させたと判断されるので慰謝料が増額される可能性は高い。
ただし、浮気前から別居していた。などの婚姻関係が破綻していたと認められるような内容であれば慰謝料が認められないケースもある。
離婚を前提にしていた別居なのか、単身赴任中等の理由で別居していた等の離婚を想定していない別居なのかがポイントとなるので注意しよう。
客観的に見て婚姻生活が破綻していると見なされれば慰謝料請求は認められない可能性がある。
③浮気の期間
浮気の期間が長ければ長いほど慰謝料金額は高くなる傾向にある。
期間の計算方法は、最初に不貞行為があった日~最後に不貞行為があった日として計算する場合が多い。
浮気が発覚した際には、最初に肉体関係をもったのがいつなのかはっきりと調査しておく必要がある。
④婚姻関係継続の有無
離婚すると、被害者は大きな精神的苦痛を受けるので慰謝料が高額になる。
一方離婚しない場合、被害者が受ける精神的苦痛は小さくなるため慰謝料が減額さまることを覚えておこう。
パートナーが不倫しても、夫婦関係を無事に修復できたのであれば慰謝料の相場は100万円未満となることも多い。
⑤浮気の主導者
パートナーが主導して不貞行為を行ったのであれば、誠実さのかけらもないため増額される場合がある。
一時の気の迷いで・・・という言葉はよく聞くが、自分で主導していたのであれば情けを掛ける必要はないということだろう。
⑥浮気相手が認識していたか
交際相手である配偶者が既婚者であると浮気相手が知っていた場合は、知らなかった場合よりも夫婦関係を破壊したことに対する責任が重くなり、賠償額が増額される傾向にある。
既婚者であることを知りつつ、さらに家庭を壊す目的で不倫をしていたような場合は悪質性が高いと言える。
まとめ
いかがだろうか?
この記事では、慰謝料請求する際に知っておくべきポイントをわかりやすくまとめてみた。
パートナーの浮気が発覚した場合には、すぐに問い詰めるのではなく、しっかりと証拠を集めた上で今後の方針を決めよう。
下記記事には、あなたが浮気調査を依頼する際に必ず役に立つ内容をまとめてありますので、目を通しておきましょう。
総合探偵社ミネルヴァのご紹介
ここまで記事をお読みいただきありがとうございます。
総合探偵社ミネルヴァの代表;川人将史(カワヒトマサフミ)です。
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また、行政書士事務所を兼業しておりますので、従来の探偵事務所の調査業務だけではなく、内容証明や離婚協議書などの作成などの業務にも対応しておりますし、お世話になっている離婚業務に精通した弁護士さんのご紹介も可能です。
フットワークの良さを生かし、大阪府・京都府・奈良県・滋賀県・兵庫県のほぼ全域を対応しております。(調査に関連する場合、全国対応も可能)
浮気調査など何から手を付けていいかわからないということもあるかもしれませんが、調査業務とともにあなたの立場を有利にするための資料作りをお手伝いをさせていただければと考えております。
人は誰でも弱い生き物です。時には魔が差して浮気をしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、どれだけ理由があろうと傷ついたあなたの心は簡単には癒えません。
決定的な証拠を用意し、まずは不倫を認めさせたうえで今後の道を探るべきだと私は考えています。
事務所代表 川人 将史
1987年生まれ
行政書士 ミネルヴァ行政書士事務所 代表として業務に従事。
過去の職歴
バーテンダー、キャバクラ、トラックドライバー、広告営業、商社
ミネルヴァ行政書士事務所URL
風営法
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