インターネットを介した出会いが一般化している現代では、老若男女問わず多くの人がマッチングアプリを利用しています。
利用者が多ければ多いほど、トラブルも増えますし、インターネットでの出会いという特殊な環境を利用した犯罪も増えます。
詐欺やパパ活、投資勧誘。
こと男女の恋愛に関することになると、誰しも熱中すればするほど周りが見えなくなり、絶好のカモになりますからね。
この記事では、マッチングアプリのトラブルについて探偵ができることを分かりやすくまとめました。
最後までお読みになり、探偵に依頼する際の参考にしていただければと思います。
探偵の使い方(マッチングアプリ編)
探偵に依頼してできること。
それは、知りたい相手の情報を得ることです。
マッチングアプリに関連した調査の具体例を見ていきましょう。
マッチングアプリで出会った相手と婚約|婚前調査
マッチングアプリで出会った相手と結婚。
おめでとうございます。
出会いから何年もかけての結婚であれば、相手の家族や友人関係・勤務先など、交際相手の情報はある程度わかるものですが、交際相手と非常に気が合い、交際3か月~1年前後のスピード婚をした場合、交際相手の情報についてかなり曖昧なことがあります。
婚前調査はマッチングアプリが世に出るより前から探偵の仕事としてありましたが、マッチングアプリやSNSの普及により、探偵の仕事の性質にも変化がありました。
婚前調査というと、相手方の信頼の担保として心配した家族から依頼されるというケースがほとんどでしたが、現在は交際している本人からのご依頼も増えてきました。
交際相手の情報の真偽が不明なんですね。
相手の職業や年収など、本人から明かされる情報の真偽は交際期間が短いと本当かどうか判断できません。
あなたに気に入られるためによく見られたいと出来心でつく嘘もありますし、最初からあなたを騙そうとしている結婚詐欺師かもしれません。
その判断をするために探偵に依頼するということですね。
婚前調査を探偵に依頼した際に分かる内容は下記のような内容です。
結婚調査(婚前調査)でわかること
思想
経済状況
素行
交友関係
趣味嗜好
勤務先
家族構成
家族の情報
この辺りが本人に関する情報で知りたい情報なのではないかと思います。
この中でも注意していただきたいところは【交友関係:勤務先:趣味】。
交友関係に関しては、暴力団や半グレなどの反社会グループに所属していないか、又は女性の交友関係について気になるところでしょう。最近の反社側の方達は正直外見ではわかりません。また、異性の交遊関係も純粋な友達関係であればいいのですが、特別な関係を持っている場合もあるので今後の生活のことを考えると知っておきたいポイントですね。
それと両親や兄弟姉妹などについても気にする方も多いです。
本人自体が特に問題なくても、結婚をするということは相手の家族も自分の家族となるということです。
例えば、莫大な借金があったり、反社グループに所属していたり、自分の家族になる人のことは全て知ったうえで判断しましょう。
婚前調査に関しては下記記事にまとめていますのでお読みください。
マッチングアプリトラブル|投資勧誘・詐欺
これもよくあります。
特徴は、やたらとキラキラした日常をSNSにアップしている系の人が多いです。
□有名な○○とご飯を食べた
□タワマンからの夜景
□札束の画像
こんな感じの写真と意識の高い名言のような言葉・・・。
あれは、そういう手法ですからね。
これだけ儲かってますよ。とアピールして顧客を募る形態ですね。
最初は少額をを投資させて、しっかりとバックを返す。
コツコツと信用を貯めてから数千万~億単位の大金をゴッソリ手に入れて音信不通になります。
徐々に連絡が少なくなるというよりは、ある日突然やり取りをしていたSNSを退会することが多いです。
実際に共通の知り合いがいる訳でもなく、ましてや本名かどうかも分かりません。
自分で探し出すことはほぼ不可能でしょう。
投資詐欺は同様の内容で色々な人に仕掛けている可能性は高いです。
実在する人物ですのでコツコツと情報を集めていけば所在は掴めるかもしれません。
しかし、振り込んでいた口座からはお金は抜き取られ自分の痕跡をすぐに消すことが多いので、どうしても探し出したい場合には即座に行動しなければ間に合わないかもしれません。
どうしても取り返したいのであれば探偵や弁護士に早めにご相談ください。
探偵にできないこと
もちろん犯罪行為はできません。
むしろ、探偵だからといって合法になるものはありません。
基本的には、『尾行・張込み・聞込み』が主となります。
独自の情報源を持っている探偵も多いので、詐欺事件のような調査の成否はどの探偵に依頼するかによっても大きく結果が変わると言えるでしょう。
マッチングアプリに関連する案件で探偵にできないこと例はこんな感じです。
①出身地・国籍・宗教など差別につながる調査
②ストーカーなどに加担する調査
③口座残高・クレジットカード・借金の残高調査
特に②はよく覚えておきましょう。
『自分はストーカーじゃない。相手のことを知りたいだけだ。』
そうおっしゃる方もいらっしゃいますが、あったこともない人とトラブルなどの理由もなく調査してくれと言われても私は対応できません。
私が情報を提供した結果、事件が起こってしまう可能性も十分ありえます。
当たり前だと思いますが、私は依頼内容を依頼主と直接ご相談いただいて受任できるか判断します。
悪く言えば『案件を選んでいる』『人で選んでいる』と思われるかもしれませんがその通りです。
しかし、適法な依頼と信頼できる依頼人であれば、依頼人の利益のために全力でサポートさせていただきます。
マッチングアプリでのトラブルは当事務所にご相談ください
ここまで記事をお読みいただきありがとうございます。
総合探偵社ミネルヴァの代表;川人将史(カワヒトマサフミ)です。
当サイトでは、調査業務に関連するあらゆる分野に関してできる限りわかりやすく、また、興味を持ってもらえるように記事を作成しています。
トラブルの解決には、弁護士事務所などの士業と調査会社の連携が不可欠です。
弊所では、提携の弁護士事務所・危機管理会社などのグループでご対応させていただきます。
何から手を付けていいかわからないということもあるかもしれませんが、調査業務とともにあなたの立場を有利にするための資料作りをお手伝いをさせていただければと考えております。
事務所代表 川人 将史
1987年生まれ
行政書士 ミネルヴァ行政書士事務所 代表として業務に従事。
過去の職歴
バーテンダー、キャバクラ、トラックドライバー、広告営業、商社
ミネルヴァ行政書士事務所URL
風営法
関西全域対応|許認可専門のミネルヴァ行政書士事務所 (minerva-copyright.xyz)
運送業
運送業許可専門|ミネルヴァ行政書士事務所 (minerva-unsou.com)
京都事務所
京都府京都市下京区本塩竈町590番地4和田ビル4F
TEL/FAX:050-8880-3102
代表直通:080-5328-8860