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今の時代、全くSNSを利用していない人はいないのではないのだろうかと思ってしまうほどSNS上ではたくさんの投稿が飛び交っている。
美味しいお店を共有したり、子供の可愛い写真を掲載してみたり、ビジネスに利用したり。
人によって楽しみ方は様々だが、あなたはSNSに投稿することによりどんなリスクがあるか認識しているだろうか?
あなたが思っている以上にSNSに写真を掲載することには個人情報が散りばめられていることを知っておこう。
この記事では、あなたがSNSを利用する上で気を付けておくべきことをわかりやすく説明しています。
今後もSNSの利用を楽しく続けていくためにもしっかりと熟読しておこう。
写真に隠された個人情報|情報流出を防ぐために知っておくべきこと
まず初めにどんなリスクがあるのか知っておこう。
①写っている風景からどこにいたのか特定されるリスク
②写っている写真の情報の蓄積により生活圏がわかってしまうリスク
③顔写真からSNSを特定するソフトも存在する
④写真の位置情報により現在位置や、自宅での撮影であれば住所が特定されるリスク
①②に関しては、土地勘のあるものなら写真からおおよそこの辺だろうと予測することは容易い。
しかし、自宅がここである!と詳細まで特定することは難易度が高い。
③街で見知らぬ人の写真を撮影し、特定のソフトで検索するとその人の写った写真のSNSを割り出すソフトも存在する。
個人で手に入れることはなかなか難しいが、現在のAIの顔認識システムはかなり高度になっている。
④の写真の位置情報に関してはかなり注意が必要となる。
fecebookやインスタグラムなどの大手のSNSでは位置情報は自動的に削除されるように対策されているが、対策されていないSNSも多く存在するので注意しておこう。
ではどのようにして、そしてどの程度位置情報を割り出せるものなのだろうか?
写真に潜む位置情報とは?
スマホやデジカメなどで何気なく撮影している写真には位置情報という機能がある。
位置情報以外にもカメラの種類や設定などの細かい情報が写真には残されており、それらの情報はExifと呼ばれている。
そのExifの中の位置情報に関するものがGeo-tagである。
GPS機能を持ったカメラで位置情報を記録する設定になっていると、GPSから取得した位置情報は経度と緯度がそれぞれ数値で記録される。
○○市くらいで特定されるのであればそこまで問題はないだろうが、経緯・緯度となると詳細な住所なども記録されてしまう。
例えば、下記の写真は実際に私が撮影したものの位置情報をファイルで調べてみたものとなる。
驚くべきことにかなり詳細に・・というかピンポイントで探し出すことが可能だ。
可愛い子供の写真を送付した結果、その写真が流出し、自宅が割り出されることもあるということを知っておこう。
どうすれば位置情報流出は防げるのか?
簡単に言うと位置情報の設定をオフにすればいいだけだ。
iPhoneやアンドロイドでは、設定からカメラの位置情報をオン/オフすることができる。
では、位置情報が記録されていないか調べるにはどうしたらいいのだろうか?
該当の写真を右クリックし、プロパティを開いてみよう。
赤でチェックしてある部分が位置情報となる。
位置情報がオフになっていればこの部分の数字が空白になるという訳だ。
まとめ
いかがだろうか?
どこでも気軽に綺麗な写真を撮れるようになった反面、知識がなければ個人情報がダダ流しになってしまう。
あなた自身を、あなたの大切な人を守るためにも、写真などの情報をSNSにアップする際には細心の注意を払いましょう。